特に難しい日本語→イタリア語、イタリア語→日本語の翻訳の品質管理

イタリア語翻訳品質管理 (日⇔伊)

日本語→イタリア語、イタリア語→日本語の翻訳におけるチームワーク

イタリア語と日本語の言語組合せにおける翻訳品質をいかに高めるか

Aliseo Japanでは、完成度の高い日本語⇔イタリア語翻訳をを生み出すために不可欠な、原文の正確な理解と、訳文の正確な仕上げ、そのどちらも可能にするために、日本語とイタリア語をそれぞれ母国語とするメンバー二人が、共同作業で双方向チェックによる品質管理をしながら仕上げています

チームワークから生まれる品質の違い

法も語順も文体もまったく異なる2つの言語の組み合わせを正確に訳出するには、両方の言語を母国語とする双方向チェックが鍵。単独作業で陥りやすい直訳調の訳文では、原文のニュアンスを正確に伝えられません。

例えば日本語からイタリア語に訳す場合、イタリア語をを高いレベルで習得した優秀な日本人翻訳者であっても、単独で作業を行う場合、日本語原文の理解には問題がないものの、微妙な言い回しを、適切かつ生きたイタリア語に置き換えるのは非常に難しく、どうしても直訳調の訳になりがちです。

さらに、重複表現を嫌うイタリア語の特性や、音や文章の流れを考慮した完成度の高い訳文は、ネイティブでないとなかなか難しいものです。また、日本人翻訳者によるイタリア語訳に、イタリア人チェッカーによるネイティブチェックを入れる場合、スペルミスや文法ミスのみのチェックに留まり、原文との対比チェックが行われないことがほとんどです。

反対に、イタリア人翻訳者が日本語から単独で翻訳する場合、特に芸術や歴史、宗教といったようなテーマの場合、日本人でも理解するのが難しい内容や、地名、住所、氏名、機関名などといった固有名詞の読みなど、イタリア人一人では原文理解や検索に多くの時間を要するものですが、日本人パートナーとの共同作業で正確に短時間での理解や検索が可能となります。

一方、イタリア語から日本語への翻訳の場合も、特に法律や訴訟文書、契約書などの、イタリア語特有の言い回しや、コンマで言葉を数珠つなぎにした難解な構文など、日本人訳者ひとりの作業では、文章のつながりや区切り、正確な意味を理解することが難しいこともあります。

そのような時にも、イタリア人パートナーとの共同作業であれば、理解が正しいかをその場で確認することができるため、正確な訳出が可能となります。

ヒポクラテス

言語の本質的利点は明快であることであり、慣れ親しんでいない言葉を使うことほどそれを損なうものはない。

ヒポクラテス
古代ギリシアの医者

日本語からイタリア語への翻訳プロセス例

々は、イタリア人と日本人のネイティブ翻訳者です。イタリア人翻訳者が日本語および英語からイタリア語への翻訳を、日本人翻訳者がイタリア語および英語から日本語への翻訳を担当します。どの言語組合せにおいてもすべて自分たちの責任において完結し、外注は一切しておりません。

非常に難解な文章の翻訳や、アルファベット表記などを多く検索する必要がある案件も入りますが、イタリア語の場合も日本語の場合も、原文ネイティブがその解釈をパートナー翻訳者に説明したり、素早く検索して提示することが可能なため、スムーズな原文理解や作業時間の効率化が可能なのです。

下記は、特に難易度の高い案件の日本語からイタリア語訳の作業手順を一例として説明したものです。イタリア語から日本語訳にも、同様の流れを採用しています。

  1. イタリア人翻訳者が原文を読み込み、全体の流れをまずつかみます。この時点で、意味がわかりにくい用語や質問点などがあれば依頼者に確認します。
  2. 日本人翻訳者の助けも借りながら、専門用語や特殊用語などを、専門辞書で調べたり、インターネットで検索します。(各分野専門用語の日伊辞書は存在しませんので、日伊では検索不可能な場合、英語からのクロス検索をします)。
  3. イタリア人翻訳者が、原文を忠実にイタリア語に置き換える作業をします。この時点では、文体を整えることに重点を置かず、できるだけ原文を忠実に直訳していきます。(一次翻訳)
  4. 日本人翻訳者が、一次翻訳原稿を流して読み、原文の正しい理解がされているか、訳抜けがないかなどをチェックします。
  5. イタリア人翻訳者が、今度は文法、構文、文体などに注意を払いながら、ほぼ最終原稿になるまで一次翻訳原稿に手を入れます。(二次翻訳)
  6. さらに納期に余裕があれば、日を改めて訳文を再度読み直し最終手直しを行います。この作業は、カタログや会社案内など印刷物として残るマーケティング文書や、完成度の高い文体が求められる書状などの案件の場合は、とても重要なステップです。納期的な余裕がない場合も、必要に応じて日本人翻訳者によるチェックまたはクロスチェックも含め、二次翻訳の後に最終チェックを行います。上記工程にて内容や文体が整った後、イタリア人翻訳者は、原文から離れ、出来上がった訳文を、翻訳されたものではなく、最初からイタリア語で書き上げられたかのような仕上がりにまでもっていくことを求めた仕上げの作業をします。
  7. 最後に、スペルミスや数字や日時などの転記エラーがないか等の校閲作業(プルーフリーディング)を行います。

以上が、特に難易度の高い日伊翻訳に当方で採用している、両言語にネイティブな翻訳者が共同で作業する双方向品質チェックの概要です。

一般的イタリア語翻訳ページの翻訳経験のセクションをご覧ください。